1.家電の処分方法

家電は製品の種類ごとに処分方法を異なってくるので、処分したい種類を確認してから処分しましょう。
大きく分けると4種類に家電は分かれます。
テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などは家電リサイクル対象品になります。
ゲーム機、デジカメ、携帯電話、バッテリーなどは小型家電リサイクル対象品になります。
パソコン、モニター(ディスプレイ)などはパソコンリサイクル対象品になります。

上記に該当しない家電をその他に分類されます。

1-1.家電リサイクル法の対象品目の処分方法

テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機の家電4品目は法律で処分方法が決められていますので、処分する際は正しい処分方法で処分しましょう。

1-1-1.家電量販店に処分してもらう

家電4品目を販売している家電量販店には、家電の引き取り処分をする義務があるので処分を依頼することができます。
購入した先に依頼をすれば引き取りしてもらえるのですが、その際にリサイクル料金と収集運搬料金が発生します。リサイクル料金は家電の種類によって変わりますが、どの量販店で処分しても料金が変わることはありません。しかし、収集運搬料金は家電量販店ごとに違うので注意しましょう。
主な家電量販店の収集運搬料金を下記に記載したので参考にしてみてください。

 

量販店 買い替え 引き取りのみ
ヤマダ電機 1,080円 2,700円
ビックカメラ 1,500円 1,500円
ケーズデンキ 1,080円 4,320円
エディオン 1,080円 2,160円
ヨドバシカメラ 540円 2,700円
ジョーシン 1,080円 3,240円
コジマ 1,620円 2,700円
100満ボルト 1,080円 1,080円
ベスト電器 1,080円 2,700円

 

購入した量販店がわからなかったり、引越しなどで遠方になってしまったりした場合には、家電リサイクル受付センターに連絡をしましょう。地域のリサイクル協力店を紹介してもらえるので、そこで処分することができます。

1-1-2.指定引取場所に持ち込みをする

自分で指定引取場所に持ち込みをすることでも処分することができます。
この場合は家電量販店に依頼をしないのので収集運搬料金など余計な費用がかからないので安く処分することができます。
ただリサイクル料金は払わなければいけないので、指定引取場所に持ち込みする前に支払いしましょう。
支払いは郵便局で行うことができます。郵便局にある家電リサイクル券に記入後、窓口かATMかで支払えば完了となります。

1-1-3.引越し時に業者に処分してもらう

引越し時に不要なものをまとめて引越し業者に処分してもらうと手間も少なくて楽だと思います。
しかし、引越し業者によって家電を回収してくれる業者としてくれない業者がいるので事前に確認しておきましょう。処分費用を業者ごとでかなり変わってくるので気をつけてください。
クロネコヤマトだと処分を依頼することができるのですが、リサイクル券は自分で用意をしなければいけません。収集運搬だけしてもらえるということですね。処分費用は収集運搬料金で3,000円からが目安となります。
日通でも処分を依頼することはできるのですが、家電を処分するのは日通ではなくて、日通が依頼した業者が処分しに来ます。なので処分日と引越し日が異なってしまいますので、引越し業者に依頼するメリットがあまりなくなってしまいます。処分費用は、日通が依頼する業者によって変わるそうなのですが、平均10,000円前後だそうです。リサイクル券は業者の方で用意してくれるそうです。

1-1-4.不用品回収業者に回収しもてらう

今すぐにでも処分したい人は、不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。
即日回収や夜間対応などいつでも対応してくれる業者が多いのでとても助かります。
ただ違法業者も多いのでその点は注意したいところですね。
家電を運搬・廃棄するには一般廃棄物処理業の許可を受けている業者しか取り扱うことができません。
許可を受けている業者は、許可番号をホームページに記載をするのでホームページを見ればすぐにわかると思います。
回収費用は業者によってかなり変わってくるので複数の業者に見積もりを取ることをオススメします。
回収費用の相場は3,000円から10,000円くらいとなります。

1-1-5.リサイクルショップに買取・引き取りしてもらう

使用状態が良い物や使用年数が少ない家電であればリサイクルショップなどで買取してもらうことができます。
使用年数の目安は3年くらいと言われています。
家電の大きさやメーカーで買取金額は大きく変わります。国内メーカーのパナソニックや日立、東芝、三菱などは高い値段が付きやすく、逆に海外メーカーのハイアールやオリオンなどは値段が付かない場合もあります。
高く売りたい場合には家電買取専門に査定してみると良いでしょう。
安くても、無料でもいいから引き取って欲しいと思うのであれば、セカンドストリートやハードオフなどで引き取ってもらえるかもしれません。

1-2.小型家電リサイクル法の対象品目の処分方法

小型家電とは小型家電リサイクル法の回収対象品目のことです。対象品目は400品目以上あります。
例えば生活家電の炊飯器や電子レンジ、掃除機、扇風機、ビデオデッキ、プリンター、ゲーム機器、バッテリーなどは全て小型家電の対象品目になります。
処分方法は、各地域に設置してある回収ボックスに入れられる場合は無料で処分することができます。
回収ボックスに入れられる物は携帯電話やバッテリーなどの小型な物がほとんどで、回収できる物は地域によってことなるので捨てる前に確認が必要になります。
回収ボックスに入れられない物は、小型家電認定事業者に依頼すると回収を行ってくれます。
宅配回収サービスを行ってくれるリネットジャパンは、国が認定している事業者になるので安心して依頼することができます。
回収費用は段ボール1箱で1,500円となります。

1-3.パソコンリサイクル対象品目の処分方法

パソコンは資源有効利用促進法で処分方法が決めらています。
処分する場合にはパソコンメーカーに回収してもらうことになります。
回収費用は基本無料となりますが、リサイクルマークが無いPCは3,000円前後の費用が発生します。
自作パソコンなどでメーカーが無い場合は、パソコン3R推進協会に問い合わせをして処分してもらうましょう。
その場合の処分費用は4,000円前後になります。

1-4.その他の家電の処分方法

上記に該当しない家電や、小型家電に該当しても大きさが大きすぎる物などは粗大ごみとして処分しましょう。
家電4品目とパソコン以外の家電は粗大ごみとして処分することが許されています。
粗大ごみの処分費用ですが、処分したい家電の種類や大きさによってことなってきますが、300円から1,500円くらいで処分できると思います。

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