1.マットレスの処分方法

マットレスには、スプリング入りマットレス、低反発マットレス、折りたたみマットレスと3種類あり、種類とサイズによって処分費用が異なってきます。
ベッドのサイズはシングル・セミダブル・ダブル・クイーン・キングと5種類に分かれます。
最近だとシングルよりも小さいセミシングルというサイズがありますが、処分する時にはシングルとして見てください。

1-1.スプリング入りマットレスの処分方法

1-1-1.自治体の粗大ごみとして捨てる

スプリングマットレスはどの自治体でも粗大ごみとして捨てることができます。
マットレスの大きさによって処分費用が異なってくるので、申し込み前にサイズの確認をしておくと良いでしょう。
集積所までは自分で運ばなければいけないのでサイズによっては一人で運ぶのが困難になるかと思います。
そういう時は不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。

 

1-1-1-1.スプリング入りマットレスの処分料金

自治体によって処分料金は多少異なってきます。

シングルサイズ:1,000円前後
ダブル・セミダブルサイズ:1,500円前後
クイーンサイズ:1,800円前後
キングサイズ:2,500円前後

 

1-1-1-2.スプリング入りマットレスの解体方法

スプリング入りマットレスは解体することで可燃ごみと不燃ごみに分別することができます。
解体方法は、まずカバーとスプリングにわけなければいけません。
カバーの部分にはさみやカッターを入れて、切れ込みを1周入れましょう。
切り込みを入れた後は、スプリングからカバーを剥がすのですがマットレスの種類によっては剥がすのにかなりの力が必要になります。
剥がし終わったらスプリングに付着しているスポンジなどは取り除きます。
カバー部分は袋に入れて可燃ごみとなります。袋に入りきらない場合は、カバー部分を細かく切断しましょう。
ポケットコイルやバネは鉄切断ようはさみを使うか、グラインダーを使用して切断しましょう。
切断が終わったら不燃ごみとして出すことができます。

1-2.低反発マットレスの処分方法

1-2-1.自治体の粗大ごみとして捨てる

各自治体によってマットレスの出し方は異なりますが、粗大ごみとして出す場合にはごみ処理券やゴミシールを購入してマットレスに貼っておく必要があります。
ごみ処理券の料金は、自治体に申し込みをした際に伝えられた処分料金分を購入します。
集積所までは自分で運ばなければいけなません。
マットレスを丸められる場合には丸めて紐などで縛ると持ち運びだ楽になるかと思います。

1-2-1-1.低反発マットレスの処分料金

自治体によって処分料金は異なってきます。

シングルサイズ:200円から1,000円
ダブル・セミダブルサイズ:500円から1,500円
クイーンサイズ:1,200円から2,000円
キングサイズ:1,800円から2,800円

1-2-1-2.低反発マットレスの解体方法

低反発マットレスを解体することで可燃ごみと不燃ごみに分別して捨てることができます。
まずは、カバーの部分を外さないといけないので、はさみかカッターでカバー部分に切り込みを入れて剥がしてしてしまいましょう。
カバー部分は燃えるごみとなるので剥がしたら袋に入れてしまって大丈夫です。
カバーの中は低反発の素材になるのですが、低反発の素材はウレタンになります。
ウレタンは不燃ごみとなります。
1枚ものの状態では袋に入れることができないので、ウレタンをはさみかカッターで切断しましょう。
袋に入る大きさまで切断すれば不燃ごみとして出すことができます。
スプリングマットレスよりは簡単に解体できるかと思います。

1-3.折りたたみマットレスの捨て方

1-3-1.自治体の粗大ごみとして捨てる

折りたたみりマットレスも他のマットレス同様に粗大ごみとして出すことができます。
出し方は低反発マットレスと全く同じになるのですが、折りたたみマットレスの方が軽いので持ち運びが楽だと思います。
ごみとして出す際には、マットレスを折りたたみ紐などを使って広がらないように縛っておきましょう。
折りたたみマットレスは軽いので風邪で飛ばないように気をつけてください。

 

1-3-1-1.折りたたみマットレスの処分料金

折りたたみマットレスは低反発マットレスと処分料金は同じになります。

シングルサイズ:200円から1,000円
ダブル・セミダブルサイズ:500円から1,500円
クイーンサイズ:1,200円から2,000円
キングサイズ:1,800円から2,800円

 

1-3-1-2.折りたたみマットレスの解体方法

折りたたみマットレスも解体することで燃えるごみと燃えないごみに分別して出すことができます。
分解方法は低反発マットレスと同じになるのですが、カバーのを剥がす前に折りたたみ部分をはさみで切断して、3つに分けてから解体した方が簡単に分解できます。
低反発マットレスとは違い、カバーの中がウレタンではなくスポンジの場合があります。
スポンジの場合なのですが、燃えるごみになるか、燃えないごみになるかは自治体によって異なってきますので、スポンジを捨てる際には自治体のルールに沿って出してください。

1-4.マットレスを不用品回収業者に処分してもらう

一人暮らしなどでマットレスの持ち運びが困難な時などは不用品回収業者に依頼しましょう。
業者であれば部屋からの運び出しを行ってくれるので、店舗に持ち込んだり集積所に自分で持ち込む手間はなくなります。
処分費用はスプリング入りマットレスが6,000円から10,000円、低反発マットレスと折りたたみマットレスが3,000円から5,000円となります。
回収業者によって処分金額は大きく変わってくるので、回収を依頼する前に必ず見積もりを取った方が良いです。

1-5.マットレスをリサイクルショップで買取・引き取りしてもらう

状態の良いマットレスの、ブランド物のマットレスなら買取してもらうことができます。
マットレスにシミがあったり、凹みがある物は買取対象となりません。
他にもスプリング入りマットレスの場合で、中のバネがダメになってしまっていると買取対象にならないので気をつけてください。
値段が付きやすいメーカーとして、テンピュールやマニフレックス、他にはアメリカのサータ(Serta)などがあります。
無料出張査定してくれる家具専門の買取業者もいるので、一度査定をしてもらうと良いかと思います。

1-6.マットレスの買い替え時に処分してもらう

マットレスを新しく購入した時に、購入店舗で古いマットレスを処分してもらうことができます。
どの店舗も引き取りのみの対応はしていないようです。

1-6-1.マットレスをニトリで引き取りしてもらう

ニトリで家具などの商品を購入した際に、不要になった家具を購入点数分引き取りしてもらえるサービスを利用することができます。
購入した商品と同数量か同容量であれば引き取りしてもらえるので、マットレスを購入しなくてもマットレスを引き取りしてもらうことができます。
店舗で家具などを購入した際には、販売員に直接引き取りサービスの利用を伝えれば申し込みさせてもらえます。
ネット通販で購入した場合には、注文時の画面で「引き取りサービスを利用する」にチェックを入れて注文しましょう。
後日、登録したメールアドレスか電話番号に連絡が来て、配送日と引き取り料金を伝えられます。
引き取り日は、購入した商品の届け日になるので準備しておきましょう。

1-6-2.マットレスを無印で引き取りしてもらう

無印で不用家具の引き取り対象商品を購入すれば、不要になった家具を無料で引き取ってもらうことができます。
対象商品は、脚付きマットレス・ベッド・ベッド用マットレス・ソファ・テーブルになります。
配送当日や前日での引き取り依頼は断られるので、遅くても2日目までには申し込みをしておきましょう。
回収してほしいマットレスが大きくて、搬出に吊り下げ作業が発生していまう場合には別途3,000円かかってしうので気をつけてください。

1-7.マットレスを無料で処分する方法

マットレスを粗大ごみとして出すのではなく、解体してから分別してごみに出すことで無料で捨てることができます。
しかし、解体するには手間も時間もかかるのであまりオススメしません。
新しい家具やマットレスを買い替える予定があるのであれば、購入した店舗に引き取りしてもらうましょう。
無印であれば無料で引き取り処分してもらえます。

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