目次
1.冷蔵庫を処分する前に知っておきたい知識
1-1.冷蔵庫は粗大ごみとして出せません!
1-1-1.メーカー別のリサイクル料金
2.7種類の正しい処分方法
2-1.家電量販店で引き取り処分してもらう
2-1-1.ヤマダ電機の処分方法と処分費用
2-1-2.ヨドバシカメラの処分方法と処分費用
2-1-3.ケーズデンキの処分方法と処分費用
2-1-4.エディオンの処分方法と処分費用
2-1-5.家電量販店の収集運搬料金
2-2.冷蔵庫を購入した家電量販店が無くなってしまった時には
2-3.指定取引場所まで自分で持ち込みをする
2-4.不用品回収業者に回収してもらう
2-4-1.業者を選ぶコツ
2-4-2.回収料金の相場
2-5.引越し時に引越し業者に引き取り回収してもらう
2-5-1.クロネコヤマトに回収してもらう
2-6.リサイクルショップに買取・引き取りしてもらう
3.冷蔵庫の処分費用の相場
4.冷蔵庫を無料で処分する方法
1.冷蔵庫を処分する前に知っておきたい知識
1-1.冷蔵庫は粗大ごみとして出せません!
冷蔵庫は家電リサイクル法対象商品となり、法律で処分方法が決めらています。
市区町村や自治体で処分することができないので粗大ごみとして出すことができません。
もしごみ処理券などを貼って、集積所に出した場合は違法となりますので注意してください。
1-1-1.メーカー別のリサイクル料金
リサイクル料金は冷蔵庫に大きさとメーカーによって異なります。
大きさのは2種類で分かれており、170L以下と170L以上になります。
種類の簡単な見分けた方ですが、冷蔵庫の扉を開けた内側にシールが貼っておりそこに「全定格内容積」と記載されています。
メーカー | 170L以下 | 171L以下 |
---|---|---|
三洋電機 | 3,672円 | 4,644円 |
シャープ | 3,672円 | 4,644円 |
パナソニック | 3,672円 | 4,644円 |
日立 | 3,672円 | 4,644円 |
富士通 | 3,672円 | 4,644円 |
ハイアール | 3,672円 | 4,644円 |
三菱 | 3,672円 | 4,644円 |
ノジマオンライン | 3,672円 | 4,644円 |
吉井電気 | 5,092円 | 5,524円 |
ge | 5,092円 | 5,524円 |
ダカス | ロゴマークにより異なる | |
大宇電子 | ロゴマークにより異なる | |
ドウシシャ | ロゴマークにより異なる | |
森田電工 | ロゴマークにより異なる |
2.7種類の正しい処分方法
2-1.家電量販店で引き取り処分してもらう
冷蔵庫を販売している量販店には、販売した時に冷蔵庫の引き取りを購入者から求められた場合は引き取り処分しなければいけない義務があります。さらに過去に販売した冷蔵庫であっても引き取りをしないといけません。
上記の内容は法律で決まっていることですので量販店が引き取りを断ることはありません。
引き取り処分の申し込み時には、リサイクル券の記載とリサイクル料金と収集運搬料金を支払う必要があります。
収集運搬料金は量販店が各自に設定している料金になるので、量販店で料金は異なってきます。
2-1-1.ヤマダ電機の処分方法と処分費用
ヤマダウェブコムで冷蔵庫を購入した際に引き取り処分の申し込みができます。
引き取りのみの申し込みはコールセンターもしくはメールでの問い合わせをしてください。
リサイクル料金と収集運搬料金の支払いは、商品配送・設置時に現金にて支払うことになります。
収集運搬のみを利用される方は、郵便局でリサイクル券を購入する必要があります。
2-1-2.ヨドバシカメラの処分方法と処分費用
ヨドバシカメラで冷蔵庫を購入した際に、商品オプション選択画面にてリサイクルの「希望する」にチェックを入れることで引き取り処分してもらうことができます。
チェックを入れると回収するメーカーと区分(大きさ)を記載する欄が出ますので、間違いが無いようように記載しましょう。間違えてしまうとリサイクル料金が変わってしまう可能性があるので、トラブルの原因になってしまいます。
回収日は、購入した冷蔵庫の配送日となりますので事前に準備しておきましょう。
2-1-3.ケーズデンキの処分方法と処分費用
ケーズデンキは他の家電量販店よりも、収集運搬の値段が格安の値段になっています。
下記の料金の比較表を掲載していますので参考にしてみてください。
引き取り処分して欲しい場合には冷蔵庫の購入時に販売員に伝えると申し込むができます。
購入代金と一緒にリサイクル料金と収集運搬料金を支払うことになります。
引き取りのみの場合には、リサイクル料金と収集運搬料金、さらに出張費の3,240円が加算されますので注意してください。
2-1-4.エディオンの処分方法と処分費用
エディオンで家電を購入した際には、購入した同種類の家電をリサイクル引き取りしてもらえます。
その場合にはリサイクル料金と収集運搬料金がかかりますが、買い替えの場合は収集運搬料金が1,080円となります。
もし引き取りのみを希望するのであれば、収集運搬料金が2,160円と少し高くなるので気をつけてください。
2-1-5.家電量販店の収集運搬料金
量販店 | 170L以下 | 171L以上 |
---|---|---|
ヤマダ電機 | 1,080円~2,700円 | 1,080円~2,700円 |
ヨドバシカメラ | 1,500円 | 1,500円 |
ケーズデンキ | 1,000円 | 1,000円 |
エディオン | 1,080円~2,160円 | 1,080円~2,160円 |
※エディオンの収集運搬料金は、買い替え時または店舗に持ち込み時は1,080円、引き取りのみの場合が2,160円となります。
※ヤマダ電機の収集運搬料金は、買い替え時または店舗に持ち込み時は1,080円、引き取りのみの場合が2,700円となります。
※エディオンの収集運搬料金は、買い替え時または店舗に持ち込み時は1,080円、引き取りのみの場合が2,160円となります。
2-2.冷蔵庫を購入した家電量販店が無くなってしまった時には
過去に購入した家電量販店が潰れてしまったり、貰った冷蔵庫などでどこで購入したかわからないものを義務外品と呼びます。
義務外品の処分先は各地域で異なってきますので、まずは役所に問い合わせをするか、リサイクル推進協議会に問い合わせしてみてください。
もしリサイクル協力店がわかる方は協力店に連絡をすることで引き取りしてもらうことができます。
この場合もリサイクル料金と収集運搬料金は発生はしますので注意してください。
2-3.指定取引場所まで自分で持ち込みをする
冷蔵庫を処分する際に自分で指定引取所に持ち込みをして処分することができます。
持ち込む前に冷蔵庫のメーカーとサイズ(内容量)を把握し、郵便局でリサイクル料金を支払いしましょう。
リサイクル料金を支払う前に、リサイクル券にメーカーとサイズを記載しなければいけません。わからない方は郵便局員に聞くと教えてもらえます。
指定引取場所は地域によってことなるのでRKCのホームページから確認しましょう。
2-4.不用品回収業者に回収してもらう
2-4-1.業者を選ぶコツ
リサイクル家電を無料回収という業者は避けたほうが良いかもしれません。
回収した冷蔵庫をリサイクルしたり、転売しているのであれば無料回収をしても利益になりますが、処分をするのであれば必ず赤字になってしまいます。リサイクル料金分だけでも請求してくる業者のほうが健全だと思います。
あと、一般廃棄物と産業廃棄物のそれぞれの許可をもっている業者を選びましょう。
不法投棄など違法なことをする業者のほとんどが無許可で営業をしている業者になります。そういった業者はトラブルが多く高額請求などされる恐れがあるので気をつけてください。
処分ではなくリサイクルや転売をしている業者を選ぶと回収費用がとても安くなります。
少しでも安く処分したい場合にはその業者の処分先を聞いてみると良いでしょう。
2-4-2.回収料金の相場
冷蔵庫のサイズ(ドア数・内容量)で金額は変わってきますので注意してください。
処分費用の相場は3,000円から10,000円くらいになります。
2-5.引越し時に引越し業者に引き取り回収してもらう
引越しの際に冷蔵庫の買い替えなどで引越し業者に処分してもらえると手間が少なくて簡単に処分できると思います。
不要な冷蔵庫がある場合には引越しの申し込み時か見積もり時にちゃんと伝えておきましょう。引越し当日に伝えるとトラブルの原因になるので気注意してください。
2-5-1.クロネコヤマトに回収してもらう
クロネコヤマトでは不用品の回収を行っているので冷蔵庫の引き取りもしてもらうことができます。
ただリサイクル券は自分で購入をしておかなければいけないので、引越し当日までに郵便局でリサイクル料金を支払っておきましょう。
製造より6年以内の冷蔵庫であれば買取を行ってくれるケースもありますので、6年以内の冷蔵庫であれば不用品買取サービスを申し込んでみましょう。
2-6.リサイクルショップに買取・引き取りしてもらう
不要な冷蔵庫でもまだ使えそうな冷蔵庫はリサイクルショップなどに買取りしてもらいましょう。
買取りしてもらうことでリサイクル料金などの処分費用は一切かからないですし、逆にお金がもらえるかもしれないのでお得に処分できますね。
一般的な買取対象になる冷蔵庫の目安なのですが
・製造年より5年以内の国内メーカー
・傷や汚れ匂いなどが無い
・動作に問題がない
この3点になります。もう少し細かいこと言うと、ドア数(内容量)が多い(大きい)や付属品(説明書・保証書)などがあると買取金額があがったりします。
3.冷蔵庫の処分費用の相場
家電量販店や不用品回収業者に処分を依頼した場合にはリサイクル料金+収集運搬料金(搬出代)が掛かります。自分で指定引取場所に持ち込めばリサイクル料金だけとなり、リサイクルショップに買取などをしてもらえれば無料となります。
家電量販店の処分費用相場・・・リサイクル料金3,672円+収集運搬料金(1,0,80円から2.700円)
不用品回収業者の処分費用相場・・・3,000円から10,000円
引越し業者の処分費用相場・・・リサイクル料金3,672円+搬出代(3,000円前後)
指定引取場所に持ち込む場合・・・リサイクル料金3,672円のみ
4.冷蔵庫を無料で処分する方法
冷蔵庫を処分するとなるとリサイクル料金が必ずかかってしまうので無料での処分はとても難しいです。
しかし、処分ではなくリサイクルなどで買取・引き取りをしてもらうことで無料での処分は可能になります。
ただその場合には処分したい冷蔵庫の使用年数や状態がとても重要になってきます。
一番安く処分する方法は自分でリサイクル料金を支払い、指定引取場所に持ち込むとになります。
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