1.パソコンデータの処分方法

パソコンを処分する際に一番気をつけなければいけないことが、HDDやSSDに入っている個人情報になります。
データをちゃんと削除しないと個人情報が流失してしまう可能性もあるので気をつけてください。
ここでは安全なデータ削除の方法をご紹介します。

1-1.パソコンを初期化する

自分でできるデータ削除の方法としては、パソコンを初期化(リカバリ)する方法です。
初期化の方法は2通りあり、リカバリ用のCDを使うか、パソコンに入ってる初期化プログラムを用いるかになります。
リカバリ用のCDを使う場合は、CDを読み込むだけなので誰でも簡単にできると思いますが、CDを持っていないと初期化できないのがデメリットです。
パソコン購入時に基本的にCDは付属で付いてきますが、捨ててしまったり無くなってしまった場合にはメーカーに問い合わせをしてみましょう。
初期化プログラムを利用して初期化する方法ですが、これはパソコンメーカーによって操作の仕方が異なってきます。
操作方法を知りたい方は「メーカー名 PC 初期化」で検索すると、各メーカーのQ&Aが出てきますのでそちらを参考にしみてください。

1-2.データ消去ソフト(フリーソフト)を使用する

最近では、フリーのデータ消去ソフトがかなりの数で回っていますが、HDDの中身全てを削除するソフトはそんなに多くありません。
有名なソフトだと「Wipe-Out」や「File Shredder」「DESTROY」があります。
基本的にソフトを使用してデータを削除する際には、一度CDやUSBなどに消去ソフトを作成してからになります。
無料だからデータが消えないということはないですが、データ削除に対しての保証などは一切ないのでフリーソフトを使用する際には自己責任となります。

1-3.データ消去ソフト(有料)を使用する

有料のデータ消去ソフトを使用することで安心かつ安全にPCデータを削除することができます。
世界的に有名な物が「Blancco」のデータ消去ソフトになります。
データ消去後には削除レポートが出るので消去証明となります
ただ、このデータ消去ソフトは一般販売を行っていないので、データ消去を行っているパソコンショップなどに依頼するしかありません。
データ消去価格はショップによって変わりますが、1台あたり1,000円から2,000円くらいだと思います。

1-4.物理的にHDDを破壊する

HDD自体を物理的に破壊することでもデータ消去を行うことができます。
まずはパソコン本体からHDDを取り外すことが必要になります。
HDDには本体んお穴をふさぐための銀色のシールが貼られています。
そのシールを剥がして、ドライバーなどの先が尖った硬いものを入れ、ハンマーなどで叩けばHDD内部のディスクを割ることができます。
ディスクは2重だったり3重だったりする為、最後まで割れたことを確認した方が良いでしょう。
他にも簡易的な破壊方法ですが、HDDの接続用の端子を曲げたりしてしまう方法です。
端子を曲げたりして接続不能にすればデータを読み込むことはできません。
しかし、ディスク自体は生きているので特殊な技術があれば読み取り可能です。

1-5.まとめ

ここまで4種類のデータ消去方法を紹介しました。
一番安全なデータ消去方法は「Blancco」のデータ消去ソフトを使用することです。
なのでパソコンショップなどでパソコンを処分する際には、どのような消去方法で消去するかをちゃんと確認した方が良いでしょう。

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