1.パソコンディスプレイ・モニターの処分方法

1-1.ディスプレイ・モニターはパソコンリサイクル法対象品

パソコンリサイクル法対象品目は、メーカーが自主回収及びリサイクルを行うことが法律で決められていますので、自治体の粗大ごみとして出すことはできません。
廃棄処分したい際には、各メーカに問い合わせをして処分することになります。
もしメーカーがわからない場合や、倒産・撤退してしまっている時には、パソコン3R推進協会に問い合わせをすることになります。
パソコンリサイクル法対象品は、家電リサイクル法と同じでリサイクル料金を支払わなければいけません。
最近のディスプレイだとリサイクル料金を含んだ金額で購入しているので、廃棄処分時にはリサイクル料金を支払う必要はありません。
しかし、購入時にリサイクル料金を支払っていないものに関しては処分時に支払うことになります。
リサイクル料金を支払っているディスプレイには「PCリサイクルマーク」が付いているので処分前に確認しておきましょう。
ディスプレイのリサイクル料金ですが、液晶ディスプレイで3,500円前後、ブラウン管ディスプレイで4,500円前後となっています。
リサイクル料金は製造メーカー毎に違いますので気をつけてください。

1-2.液晶ディスプレイの処分方法

最近のパソコンディスプレイはほとんどが液晶タイプとなりました。
液晶ディスプレイが不要になった場合には製造メーカーに問い合わせをして回収してもらうのですが、まだ使えるディスプレイなどであれば買取してもらったり、引き取りしてもらうことができます。
メーカーに回収してもらう以外の処分方法をいくつかご紹介します。

1-2-1.ディスプレイ・モニターを買取してもらう

不要になったディスプレイやモニターを買取専門店やパソコンショップ、家電量販店で買取や下取りしてもらう方法です。
ディスプレイの値段はメーカーやサイズ(インチ数)、製造年数によって大きく変わります。
毎年のように新作がているので古い物はどんどん値段が落ちて行ってしまうので、手放すと決めたらなるべく早めに売ることをオススメします。
値段が付きやすいメーカーは以下になります。

・NEC
・SONY
・シャープ
・三菱
・富士通
・BenQ
・LG
・EIZO(旧ナナオ)
・DELL
・HP
・グリーンハウス
・バッファロー

ただあくまで値段が付きやすいだけなので、サイズが小さい物だったり、傷汚れがある物などは値段が付かないこともあるので気をつけてください。

1-2-1-1.パソコンモニターをヤマダ電機で買取処分してもらう

ヤマダ電機では店頭買取サービスを利用する前に、ホームページで買取金額を調べることができます。
店舗に持ち込む前に売りたいモニターに値段が付いているか調べてから持ち込むと無駄が省けるでしょう。
もし金額が付かないようモニターだった場合には、ヤマダ電機グループのインバースネットを利用すると無料で処分してもらうことができます。
インバースネットで処分をした場合にはヤマダ電機のポイントが付与されるので少しお得ですね。

1-2-1-2.パソコンショップのドスパラで買取処分してもらう

ドスパラで買取依頼をすると送料無料で専用の梱包箱が送られてくるので手間なく買取依頼することができます。
ヤマダ電機と同じように、ドスパラのホームページでも買取金額を調べることができるので、申し込みの前に買取価格を知ることができます。
宅配買取以外にも店頭でも買取を行っているので近くに店舗があれば持ち込みをすることもできます。

1-3.ブラウン管(CRT)モニターの処分方法

ブラウン管モニターは液晶ディスプレイとは違い買取を行っている業者はほとんどいません。
なのでメーカーに連絡をして回収してもらうか、不用品回収業者に引き取りしてもらうしかありません。

1-3-1.不用品回収業者に処分してもらう

不用品回収業者ならブラウン管モニターを4,000円から5,000円で回収してくれます。
リサイクル料金とは別の引き取り費用になるので、メーカーの回収と比べると高くなってしまいますが、業者であれば自宅まで引き取りに来てくれます。
電話をした当日に来てくれたりもするので急ぎの人などにもオススメです。

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