1.ブラウン管テレビの処分費用

ブラウン管テレビを処分する際にはリサイクル料金が必ず必要となります。
処分料金と処分方法は家電リサイクル法で決まっているので、処分する時には正しい処分方法で処分しましょう。
家電量販店など処分を依頼する時は、リサイクル料金以外に収集運搬料が必要になります。
収集運搬料は各家電量販店で異なるので処分を依頼する前に処分費用の確認はしておきましょう。

1-1.ブラウン管テレビのリサイクル料金

リサイクル料金はブラウン管テレビを廃棄・処分する時には必ず払わなければいけません。
家電量販店で処分をしてもらう場合には、家電量販店で支払いをし、自分で指定引取場所に持ち込みをする時は、郵便局で振込をしなければいけません。
ブラウン管テレビのリサイクル料金は製造メーカーとテレビ大きさ(型・インチ)で変わります。大きさは15型以下と16型以下の2種類に分けられているので、処分する前に確認しておくと良いでしょう。
各製造メーカー別のリサイクル料金を下記に記載してるので参考にしてください。

製造業者名 15型以下 16型以上
パナソニック 1,296円 2,916円
サンヨー 1,296円 2,916円
東芝 1,296円 2,916円
ヴィクター(JVC) 1,296円 2,916円
LG 1,296円 2,916円
日立 1,836円 2,916円
シャープ 1,836円 2,916円
三菱 1,836円 2,916円
ソニー 1,836円 2,916円
富士通 1,836円 2,916円
アイワ 1,836円 2,916円
船井電機 1,836円 2,916円
無印良品 1,836円 2,916円
ヤマダ電機 3,094円 3,634円
ノジマ 3,094円 3,634円
ドウシシャ 3,094円 3,634円
オリオン電機 2,376円 2,376円
サムスン電子 2,916円 2,916円
ノーリツ 2,916円 2,916円

2.ブラウン管テレビの処分方法

ブラウン管テレビの正しい処分・廃棄方法は2種類あります。

1つ目が家電量販店で引き取り処分してもらう方法です。

2つ目が指定引取場所に自分で持ち込みをする方法です。

2-1.粗大ごみとしては捨てられない

家電リサイクル法によってブラウン管テレビは粗大ごみとして自治体に回収してもらうことができません。
ごみ処理券などを貼って粗大ごみとして出してしまうと法律違反となってしまうので注意してください。
処分方法は法律で決めれているので正しく処分しましょう。

2-2.家電量販店に処分してもらう

ブラウン管テレビを販売している家電量販店はテレビを引き取り処分をしなければいけない義務があります。
ただ現状、ブラウン管テレビを販売している家電量販店は少ないと思います。
しかし、過去に販売していた物であっても引き取り処分しなければいけないので引き取り処分してもらうことができます。
もし購入した家電量販店が潰れてしまっていたり、引越しなどで遠くなってしまった場合には役所に問い合わせをして、地域のリサイクル協力店を紹介してもらいましょう。
リサイクル協力店であればどんなテレビでも引き取り処分してもらうことができます。
家電量販店で引き取り処分してもらう際にはリサイクル料金と収集運搬料が掛かります。
収集運搬料は家電量販店によってそれぞれ金額が違うので事前に確認することをオススメします。

2-3.指定引取場所に持ち込みをする

ブラウン管テレビを自分で指定引取場所に持ち込みをすれば処分することができます。
家電量販店で引き取り処分してもらうよりも安く処分できます。
指定引取場所に持ち込みをする前に、郵便局でリサイクル券を記載し、リサイクル料金を振り込まなければいけません。これを忘れてしまうと指定引取場所に持ち込みしても処分してもらえないので注意してください。

3.ブラウン管テレビを無料で処分する方法

液晶テレビやプラズマテレビと違ってほとんど需要のないブラウン管テレビを無料で処分することができるのか?
という疑問を持つ人は多いと思います。
実際、無料で処分・引き取りしてくれる業者がほとんどいません。
しかし、引き取りした物を海外に輸出している業者であれば無料で回収してくれることもあります。
まずはそういう業者を探すところから始めましょう。

3-1.不用品回収業者に回収してもらう

最近、不用品回収業者がとても増えてきていてどんな業者に依頼をしたら良いのか悩んでしまいます。
ここではブラウン管テレビをなるべく安く回収してくれる業者の選び方を教えたいと思います。
まず普通の業者の回収費用の相場は、2,000円から5,000円となります。大型のテレビだと5,000円を超える場合もあります。
回収したテレビを処分ではなく輸出に力を入れている業者であれば無料回収をしてくれたり、500円で回収してくれたりします。
ブラウン管テレビは東南アジアの先進国だとまだまあだ需要のある物になるので、海外であれば売ることができるのです。なので無料回収でも利益を生むことができるという仕組みです。

3-2.リサイクルショップや買取専門業者に買取してもらう

ブラウン管テレビを買取してくれる業者はとても少ないですが、状態のとても良い物であれば買い取り・もしくは無料引き取りをしてくれることはあります。
少数ですがレトロな機器が好きな人には需要がある物になるので売れないことはないそうです。
業者によって引き取りをする、しないは大きく変わってくるので、複数の業者に電話をして聞いてみると無料で引き取ってくれる業者が見つかるかもしれません。

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